09.02

鬼怒川温泉が寂れて廃墟な理由をまとめてみました。顧客目線のサービスが未だに無い温泉街です
真夏が終わろうとしているこの時期に旅に慣れている人は、秋の紅葉シーズンの予約を入れます。いまなら11月1日から3日の連休で紅葉シーズンの予約も取りやすいです。4日前まではキャンセル可能です。興味がある人は予約を入れておきましょう。
楽天トラベルのほうがじゃらんよりもちょっと安かったりします。
さて、都内だと比較的簡単に旅行へ行けるのが日光鬼怒川です。鬼怒川温泉には特急が出ており、行きやすかったりします。
しかし、鬼怒川温泉をグーグルマップのストリートビューを見た時にシャッター通りでバブル期に建設した建物の荒廃具合が凄まじく、とんでもなく寂れている印象があります。10年前にも鬼怒川温泉に行ったことがありますが、さらに寂れています。
さざなみ壊変
https://sazanami.net/20120115-future-diary-kinugawa-asaya-hotel/
さざなみ壊変という個人サイトでは、鬼怒川温泉の寂れ具合を写真で伝えています。
ウエスタン村が廃墟
いまさらですが鬼怒川温泉に紅葉で子供を連れて行くならば、遊ぶところは何処か?日光東照宮に幼児が遊んで楽しめるところはありません。
東武ワールドスクウェアが金券ショップで2500円の入場が1500円くらいまで暴落しています。そういうところがいいのか・・・。
そう言えばウエスタン村というのもあったなぁと調べると2006年に破産し、廃業していました。いまではすっかり廃墟です。
https://newclassic.jp/12244
そう言えばロープウェイなども鬼怒川にあったなぁと思ったので調べると、ホームページが消えていました。廃業したのかも分かりません。
とにかく鬼怒川温泉の廃れっぷりがすさまじいです。家族で行くには厳しい。日光は日光東照宮があり、観光として栄えていますが鬼怒川温泉は凄まじく不便です。
特急で行くと、時間つぶしが効かない
これだけ寂れている鬼怒川温泉なのに顧客サービスは悪い
まず、チェックインは16時です。スペーシア鬼怒川の特急で都内から移動すると、12時半に到着するしか無いのですが荷物を預かることすらありません。
ホテルで無料のロッカーすらないのです。それでロビーで16時まで待つなら場所はロビー開放していますとか平気でいうわけです。
駅前ですら寂れており、鬼怒川温泉は到着後、行くところがありません。唯一、温泉街なのにコンビニのセブン-イレブンがあり、100円コーヒーを買ったり、コンビニ弁当が供給されているのが安心します。どんな温泉街なんだと思うくらいです。
大広間で知らない人と食べる罰ゲーム感覚
大広間で食事するのも時代錯誤です。
バブル期は企業の団体旅行が鬼怒川温泉のメイン収益でしたので小学校の体育館のような大広間で夕飯を知らない人たちと御膳をカーテンが閉まって何もないステージに向かってもくもくと食べます。たまに一人旅をしている人もいます。こういう人は一人でこの大広間の中、誰とも喋らずに固形燃料に火を付けてもくもくと食べます。変な罰ゲームのようなボッチ気分になります。
ステージはカーテンが掛かっており、演芸などが行われることはありません。まったくもって顧客目線を意識していないホテルばっかりです。
個室の風呂は絶望的
鬼怒川温泉は、企業の団体旅行で潤ってきたため、色々なものが現代の個人で旅行へ行くような対応が出来ていません。
個室にある風呂はなし!!!もしくはあってもビジネスホテル以下の古いユニットバスです。
よほど格安旅行に行きたいならそういうのもありと思いますが別に人件費と維持費が掛かるため、そこまで安くはありません。なのでわざわざ温泉街に行っても草津温泉のような大浴場もありません。足湯が何年も前に何とか出来ただけです。
個室貸切露天風呂という雰囲気を味わうには鬼怒川温泉は適していません。温泉街なのに温泉を楽しめない。風呂が苦痛という始末です。
これなら都内の大江戸温泉などスーパー銭湯のほうがまだマシと思えることでしょう。
観光地としては廃業、廃業で何もなし、お店も廃業、温泉旅館も廃業でシャッター通りを通り越し、バブル期の建造物の老朽化と塗装剥がれなど、寂れ具合が凄まじいです。廃墟です。
それでさらに顧客目線ではないバブル期に導入したサービスを続ける鬼怒川温泉には旅行者は年々、減る一方です。
日光東照宮がある東武日光駅に鬼怒川温泉駅から移動するには電車で片道40分掛かります。バスも走っていますが40分掛かります。日光東照宮をメインにするならば日光に泊まるわけです。鬼怒川にはロープウェイもウエスタン村も何もなく、寂れており、時間をつぶすには適当に紅葉を見るしかありません。
5時間ベンチに座り、山でもボーっと見て、チェックインでも待ってろ!!店はない!!観光地もない!!!赤ちゃんのおむつは自分で持っていけ!!ドラッグストアも何もない!!
そんなところへ家族連れが行きたいとは思わないわけです。
日光江戸村は、場所的に行きにくいですが1名5000円近くも入場料が掛かるのでディズニーランドに近いくらい高いイメージです。ならば子供をキッザニアでも連れて行ったほうがいいやとなるわけです。日本人観光客も日光江戸村は減っており、海外に宣伝に出かけて外国人観光客を呼び込んでおり、近年は増収増益に改善しています。
鬼怒川温泉で寂れていますが日光江戸村は、努力をしています。この努力が鬼怒川温泉にはまったくないのです。日光江戸村に行きたい場合、鬼怒川温泉は選択にならないわけです。
国宝の日光東照宮に外国人が観光に来て、江戸村で時代劇の世界を堪能する。外国人としては最高の組み合わせです。どちらも日光にあるわけです。鬼怒川ではないのです。
コメント
コメント (9)
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廃墟があるのは確かだけど、偏見に基づく事実誤認も多いし、物凄く悪意ありまくり記事だな。
次コメでも書かれてるが、どこら辺が偏見による書かれ方してるところなのか、誤認はなんなのかってちゃんと書いてくれないと、悪意の有無が何も知らない第三者には見て取れない
宿泊に関して大げさに書かれているとしても、「そんなもんだろ」っていう想像できる範疇であって大きく違ってるとも思えないし
アタマさんは鬼怒川温泉の関係者なのでしょう。
アタマさん、どこがどう「偏見に基づく事実誤認」か指摘したほうが良いと思いますよ。漠然とした指摘じゃ書いた人がイラっとするだけで終わっちゃいます。
本人はまず気づきませんから。
たしかにイマドキ、鬼怒川に行こう!って気にはなりませんね。農協月へ行くの時代なら、そんなふうに組織で組まれた団体旅行で行きましたが。
今は廃墟感を楽しみに行くくらいです。本物の廃墟と遜色ない濃厚な廃廃感(?)を楽しめますから……..。
現在も鬼怒川温泉ロープウェイはありますよ。2005年にスイス製の新しいゴンドラにリニューアルされています。
宿に関してですが、そりゃホテルによりけりです。全国的に言えることですが、観光地の部屋数が多く安価なホテルの場合、大部屋でのバイキングがほぼ常識になってます。チェックインも14〜15時くらいがほとんどで、温泉街としては普通です。
いわゆるシティホテルとか小さな旅館と比べるとアレですが、現在鬼怒川で営業しているホテルはそこまで最悪なものでもないと思いますよ。
今更だけど
関西から来たへんてこプランナーの言葉車に乗せられて
各々が変な方向に進んでいって協調しなかった事が原因。
あれ以来関西弁しゃべる奴が信用できなくなったなぁ(泣)
「食事が大広間」「部屋の風呂がユニットバス」あたりについては、本当に「宿泊施設による」話であって、特別鬼怒川に限る話ではないと思いますが…。自分はもっぱら群馬の温泉を回っていますが、料金の安い宿(一泊一万円以下)は大体そんな感じですので、鬼怒川だけが槍玉に挙げられるのは疑問に感じます。
チェックイン16時というのは遅いと思いますが、ざっと調べた限りだと鬼怒川のどのホテルも15時チェックインが普通のようでした。これもプランの問題ではないでしょうか?
東武ワールドスクエアについては、行った人間からは大変良い評価を聞きますよ?
金券ショップで暴落しているから悪いという判断になるのは理解できません。
鬼怒川温泉の廃れっぷりは確かで、団体客主体から個人客主体への移行がうまく出来なかった点は間違いないところですが、一つの宿の問題を鬼怒川温泉全体の問題に演繹するのは無理があるのでは…と思います。
偉そうに書いてはおりますが、自分も鬼怒川に行ったことはありません^^;
その奥の川治温泉なら何度か行ったことがあるのですが…。あまり魅力を感じないのは確かですね、鬼怒川^^;
私が行ったのは2013年の夏だったけど泊まったお宿は半個室だったなぁ。
ロープウェイもあったし、川下りもあった。
廃墟があるのは事実だし、他に比べたら寂れてるのは否めないけど。
大広間で食事は普通ですよ
おむつは自分で持ってくればいいだろw
子持ちウザすぎ